肺がんガイドトップ > 肺がんの症状息苦しさや胸の痛み -肺がんの症状-

息苦しさや胸の痛み -肺がんの症状-

肺がんには息苦しさや胸の痛みが伴う事があります。中心型で起こりやすい症状で、癌が気管支を塞ぐことで呼吸困難が起こります。胸痛は末梢型に多い症状です。周辺組織に癌が浸潤し神経を刺激することで痛みが生じます。

肺がんを疑うべき症状

肺がんを疑うべき症状の中に息苦しさ胸の痛みというものがあります。これは癌により肺機能が異常をきたすことで起こる症状です。

非常に分かりやすい症状なのですが、初期の肺がんや抹消部の癌などは症状が軽いため放置されやすい傾向にあります。実際、深刻な呼吸困難に陥るまで医療機関を受診しない方も多く見られます。ここまで進行した場合、治療も難しくなり、最悪、症状の緩和ケアしか出来なくなってしまうのです。

このような事態に陥らないためにも危険な症状がどのような物なのか理解を深めておきましょう。

癌が気管を塞いでしまう

肺がんによる特有の息苦しさの症状は癌がどの部位にあるかでそのメカニズムに違いがあります。

肺の入り口付近から区域支に癌が生じる中心型の場合、気管や主気管支を肥大化した癌が塞いでしまうことが原因です。癌の発生部位によっては肺全体に空気が入らず、重篤な呼吸困難を起すこともあります。

一方、肺の奥に癌が生じる末梢型は、胸膜に癌が散らばる胸膜播種が主な原因です。この際、肺には胸水という水が溜まり、肺や心臓を圧迫してしまうのです。また、末梢型であっても癌が肥大化すれば中心型と同様の呼吸困難を起す危険があります。

神経への浸潤が痛みの原因

胸の痛みも代表的な症状です。注意した方がいいでしょう。

この症状は胸の奥に癌が発生する末梢型で多く見られます。原因は進行した癌が胸膜、胸壁、助骨など周辺組織に浸潤し、神経を刺激する事です。肺尖部に発生する癌も助骨周辺の神経に浸潤が起こるため、胸の痛みが現れやすくなります。

繰り返す息苦しさや長期間続く胸の痛みは肺がんを疑うべき症状なのです。特に40代以降の方がこの症状を感じたら、すみやかに専門医を受診した方がいいでしょう。

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