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播種性転移について

肺がんの転移で最も怖いのが播種性転移です。これは種をまくように癌が散らばっていく現象を意味します。病巣が多くなるため、進行も早まり転移率も一気に高まります。播種性転移は根治が不可能なため、当然、予後も悪くなります。

播種性転移は治療が難しい

肺がんは発症しただけでも非常に危険な病気です。治療が難しく成長も早い、更に転移すも起こりやすい癌なのです。ただし、現代医療の技術であれば早期に限り90%以上の確立で根治が見込めます。

仮に進行したとしても抗がん剤、分子標的薬、方放射線治療などを駆使すれば癌を小さくすることも可能です。しかし、この医療技術を持ってしても治療が難しい転移癌もあります。それが播種性転移した肺がんです。

癌が散らばりながら転移を起こす

通常、癌の転移は浸潤や癌の一部が分離しリンパ節や血流に乗ることで全身に広がります。途中で死滅することもあるため全ての癌が他の器官に到着するわけではありません。また、分離する量もよほど進行した癌でない限りそう多くはないしょう。

しかし、播種性転移は種をまく様に癌が広がっていくため、非常に早いスピードで転移と進行が起こります。仮に胸膜播種なら、癌が胸膜を破り胸全体に無数の転移巣を作ってしまいます。転移巣が多いため根治は困難となり、深刻な病状を招くのです。

播種によって広がった癌はリンパ節にも転移を起こし全身に広がっていきます。ここまでくると病期診断も末期となり、当然、予後も極めて悪くなります。

化学療法が治療の中心

転移巣が多い播種性転移を起こした場合には、手術による根治治療が行えません。放射線治療も転移巣ごとの対処法としてなら効果を発揮しますが、肺がん全体で考えると標的が多いため難しくなるでしょう。

そのため、通常は全身に作用する化学療法が治療の中心になります。使われる抗がん剤は癌の組織型で異なりますが、その効果は腫瘍マーカーを使えば確認することが可能です。抗がん剤治療は精神的・肉体的にも大きな苦痛が伴う治療です。しかし、この治療に耐えれば少なからず癌が縮小し命を繋ぐことが可能になります。播

種性転移であっても心と体が許す限り前向きに治療に取り組むことをお勧めします。

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