肺がんガイドトップ > 肺がんの症状ある程度進行した時の肺がんの症状

ある程度進行した時の肺がんの症状

呼吸が困難になる

肺の入り口にできる肺門型肺がんは、初期のうちからせきや痰が出やすいがんですが、さらに進行して腫瘍や気道分泌物が増えると、気管支の内腔が狭くなるため空気が通りにくくなります。そのため、ゼーゼー、ヒューヒューと音がする気管支ぜんそくのような症状が現れます。

また、がんの病巣そのものの進行によって肺の中の有効な呼吸容積が少なくなるため、さらに呼吸が困難になってきます。 肺動静脈ががんで浸潤されて血流障害を起こした場合も呼吸が困難になります。

肺の中の空気がよどみウィルスに感染しやすくなる

胸に水が貯まる(胸水貯留)ことも呼吸容積を減らす原因です。 気管支の先へ向かう空気の出入りが悪くなると肺の中の空気の量が少なくなります。そのため肺がつぶれた状態になることもあり、これを無気肺といいます。

空気の出入りが悪くなると中の空気が澱んでウィルスや細菌に感染しやすくなります。 閉塞性肺炎はそのような原因で起こります。 閉塞性肺炎になるとせきや痰だけでなく発熱、息苦しさ、胸痛などもともなうようになります。閉塞された範囲が広いと呼吸困難も起こります。

痛みだけでなく神経も侵される

がんの病巣が胸膜に達すると胸痛が起こります。腕を支配する神経が侵されると胸壁だけでなく腕にもしびれや痛みを感じるようになります。 反回神経と呼ばれる声帯をコントロールする神経が侵されると声が出にくくなり声がかれます(嗄声)。

食道のそばにあるリンパ節が転移によって腫れると食道壁が圧迫を受けて食べ物を飲み下しにくくなります(嚥下障害)。

スポンサードリンク