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転移性肺がんについて

肺に転移してきたがん

肺以外の場所に発生して、肺に転移してきたがんを転移性肺がん(転移性肺腫瘍)といいます。 最初から肺で発生したがんは原発性肺がん(原発性肺腫瘍)といいます。

同じ肺にできるがんですが性質が異なります。最初から肺で発生したがんか、他から転移してきたがんか見極めが大切です。

たとえば、大腸がんの手術をして2~3年経ってから肺に転移した場合、患者さんは「肺がんができた」と言われますが、たしかに「肺にがんができた」ことには間違いないのですが、それは肺がんではありません。肺に転移した大腸がんなのです。「大腸がんの肺転移」と呼びます。 それは転移性肺腫瘍です。肺がんとは根本的に異なります。

肺はがんが転移しやすい場所

肺には血管やリンパ節が多く集まっていますので、肺で発生したがんが他へ転移しやすいだけでなく、他で発生したがんも肺に転移しやすいのです。 とくに血管が密集する肺の下葉は転移しやすい場所です。

肺に転移しやすいがんは、乳がん、大腸がん、骨肉腫、甲状腺がん、腎臓がん、前立腺がん、子宮頸がん、胃がん、精巣腫瘍、皮膚がんなどです。

がんは最初にどこで発生したかが重要

がん(悪性腫瘍)が最初にからだのどの部位でできたかは、治療方針を立てる上で非常に重要なことなのです。

多くの場合、原発性肺がんが発生するのは1ヶ所ですが、転移性の場合は同時に2ヶ所以上で発生します。ただしそれは手術してすべての腫瘍の病理検査を行ったのちに判明することです。

がんはどこに転移しても元の性質を持ちます。したがって転移性肺がんは元のがんに効果のある治療をおこなうことになります。

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