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肺がんの単純胸部X線検査

背中からX線を照射し肺全体を見る

単純胸部X線検査は、背中からX線を照射する直接撮影で肺全体を見ることができます。肺の奥のほうにできる肺野型(末梢型)肺がんを見つけるのに効果的です。
X線検査で肺は黒く見えます。黒い中に白い部分(陰影)が映ると肺がんの可能性があります。

単純胸部X線検査で異常があると疑われると、さらに精密検査を受けるよう勧められます。しかし異常の疑いがあるからといって必ずしも肺がんであるとはかぎりません。
肺に陰影が映るのは肺がんだけではありません。肺結核、肺炎、良性腫瘍、じん肺、肺真菌症なども陰影として映ります。

単純胸部X線検査は肺がんではなく肺の異常を見つける検査と考えればよいでしょう。
自治体では40才以上の人を対象に、結核の早期発見も兼ねて集団検診として行うことが義務づけられています。 なんらかの異常が発見された場合は、すぐに精密検査を受けましょう。

小さいがんは見つけにくい

なお、大きさが2cm以下のがんは単純胸部X線検査では見つかりにくいので、異常が見つからないからといって肺がんではないとは言い切れません。骨に隠れて見えないこともあります。
肺がんを早期に発見するためには単純胸部X線検査だけでなく、痰を顕微鏡で見る喀痰細胞診や、2cm以下の小さいがんを発見することのできるCT検査も受ける必要があります。

検査にともなうリスク

ほとんどの検査にはリスクが伴います。検査に伴うリスクを把握しておくことも大切です。X線は放射線の一種です。これを人の体を通してフィルム上に照射します。胸部に放射線を浴びることになるため、特定のがん(乳がんなど)の発生リスクが高まることがあります。

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