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肺がんの喀痰細胞診

確定診断により、肺がんであることが確定する。

肺がんの検査はその目的に応じて大きく三つに分けることができます。
(1)がんを疑う病変の有無を調べる存在診断
(2)がん細胞があることを確認する確定診断
(3)がんがどの程度広がって進行しているか調べる病期診断
です。
採取した痰を顕微鏡で見てがん細胞がないか調べる喀痰検査は、(2)の確定診断にあたります。がん細胞があることが検査により確認されますと、肺がんであることが確定します。

喀痰細胞診で発見しやすいのは肺門型肺がん

痰は比較的太い気管支から分泌されるので、喀痰細胞診は肺の入り口に近いところにできる肺門型肺がんを発見するのに適しています。

胃や大腸とちがって、肺は気管支が枝分かれしている上に肋骨に囲まれているので、組織を採取して検査することが難しい臓器です。しかしがん細胞がはがれ落ちると痰に混じりますので、そこからがん細胞を検出することが可能です。

検査にかかるストレスは少ない

検査方法は、朝起きてすぐに採取した喀痰を容器に入れて乾かないようにして提出するだけです。採取の際には唾液や鼻汁がまざらないように注意します。これを専門の技師と病理医が顕微鏡で検査します。

痰を採取した容器を郵送して検査を受けることもできるので、かかるストレスの少ない検査といえましょう。しかし喀痰にがん細胞の認められない肺がんもあるので、この検査で肺がんすべての発見できるわけではありません。
喀痰細胞診の陽性率は回数を重ねるごとに向上するので、最低3回の検査が必要であるといわれています。

ヘビースモーカーで50才以上の人と血痰のみられる人は老人保健法により公的補助が受けられます。 ヘビースモーカーとは一日20本なら20年、一日40本以上なら10年間以上吸い続けた場合をいいます。

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