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肺がんのCT検査

精度が高く、2cm以下のがんも発見できる

「CT」は「Computed Tomography」に略です。胸部CTスキャンともいわれています。
検査はX線とコンピュータを組み合わせて行います。多方向からのX線の透過量の違いをコンピュータで計算して人体の断層の画像を作りだします。人体を輪切りにした断面画像を見ることができます。

非常に淡い陰影も見ることが可能で、心臓、肺門、横隔膜などに隠されて死角になる部分がありません。 単純胸部X線検査より精度が高いので2cm以下のがんを見つけることも可能です。

放射線を被曝するというデメリット

そのようなメリットがある反面、放射線被曝というデメリットがあります。条件にもよりますが、単純X線検査の数十倍程度の被曝量です。 特に若い人が毎年CT検査を受け続けることは、放射線被曝量の増加により確率は低いとはいえ20年後、30年後のがんの発生につながる可能性もあります。

CT検査をスクリーニングとして毎年行うべきかどうかについては専門医の間でも統一した見解は出ていません。 CT検査には放射線被曝のリスクがありますが単純胸部X線検査だけでは発見が難しい2cm以下の初期のがんを見つけることができるというメリットもあります。

メリット・デメリットを知った上で判断する

放射線以外のデメリットとしては、撮影や読影に時間がかかること、大病院に行かなければ装置がない、検査費用がやや高い、などです。 診療所クリニックでCT検査装置を所有しているところは少なく、読影に際しては放射線診断の専門医が必要となります。 CT検査を受けるにしろ受けないないにしろ、メリット、デメリットを知った上で判断する必要があります。

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