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肺がんのヘリカルCT検査

1970年代に開発されたCT検査

X線撮影をコンピュータと組み合わせて行うことにより人体の断面画像を見ることのできるCT検査装置が開発されたのは1970年代のことでした。 放射線を被曝するデメリットはありますが、単純胸部X線撮影では見つけることの難しい2cm以下の小さいがんも発見できる優れた検査装置です。

わが国で開発されたヘリカル検査

ヘリカルCT装置は1990年にわが国で開発されました。ヘリカルとは「らせん」という意味です。
Ⅹ線を連続的にらせん状に照射させて、連続した画像を撮影します。10秒ほど息を止めるだけで、肺全体を撮影することができます。画像もブレません。

最近ではさらに発展した「マルチスライスCT装置」も登場し普及しつつあります。
これは、一度の回転で複数の断層を撮影します。最新の装置では一度に64枚ものスライス撮影ができます。 あらゆる方向から臓器を見ることでき、また画像を立体化するこも可能となりました。 心臓や血管など絶え間なく動くところの検査もできます。肺がんの手術をする際にも利用されています。

発見率が上がれば治癒率も上がる

従来の単純胸部Ⅹ線検査では発見できなかった心臓や背骨の影になってしまうがんも、このような高性能なCTの登場によって発見することが可能になりました。 また直径5mm程度の小さいがん、「すりガラス陰影」と言われる超早期の肺がんも発見できるようになりました。超早期の肺がんはほぼ100%治癒します。 ごく小さながんや、すりガラス陰影を発見する率が高くなれば治りにくいといわれる肺がんの治癒率も高くなります。

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