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確定診断について

肺がんであることを確定するための診断

肺がんの検査は目的に応じて三種類に大別されます。
肺がんを疑う存在診断、肺がんであることを確定する確定診断、肺がんがどれだけ進行しているか調べる病期診断の三種です。 胸部X線やCT検査はがんの存在を疑う存在診断です。画像では がんの存在を疑うことはできますが確定はできません。確定するためには病巣から直接、組織を採取して確認します。

確定診断で行われる検査

最終的に、肺がんの存在を確定をするために行われる検査方法には、細胞診、組織診の2種類があります。検診には病理医と呼ばれる専門医があたります。通常では診断確定までに1~2週間ぐらいかかります。

細胞診では、細胞の一個一個を顕微鏡で観察をして、がん細胞があるかどうか異形の細胞を調べます。 組織診では、採取した組織の切れ端や小片をホルマリンで固定して薄く切った後、顕微鏡で細胞の大きさ、形、並び方などを総合的に判定します。

確定診断にともなう合併症

このように異常が疑われるところの組織や細胞の一部を切りとって行う検査を「生検(せいけん)」(バイオプシー)と呼びます。組織を直接調べるため、高い確率で正確な診断ができる一方で、検査にともなう合併があります。

最も起こりやすいのは「気胸(ききょう)」です。これは、肺から空気が漏れてしまう合併症です。 皮膚の上から針を刺して行う「CTガイド下針生検」では、気胸のリスクが高くなります。 また、気管支や肺胞などからの出血、血痰、喀血(かっけつ)などが起こることもあります。 肺がんの確定診断にはこのようなリスクもありますが、命にかかわる合併症はまれです。

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