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発生部位によって2つに分類されます。

肺がんにはいつくかの分類法があります。癌の発生部位から分類する方法もその一種です。肺の入り口付近に発生したものは肺門型肺がん、もしくは中枢型と呼びます。また、肺の奥部分の癌を肺野型肺がん、あるいは末梢型と呼ばれています。それぞれ治療や検査に違いがあります。比較的、肺野型の方が難しくなる傾向があります。どちらも喫煙が最大のリスクファクターですので、現在、喫煙をしている方は早急に禁煙する事をおすすめします。

肺門型肺がん
肺の入り口付近に癌が発生した状態で、中枢型肺がんとも呼ばれています。喫煙が原因になりやすいようです。
肺野型肺がん
肺の奥部分に癌が発生した事を意味し、末梢型肺癌とも呼ばれます。大気汚染、アスベストなども原因になります。

組織型による分類

組織型は癌の形状などから分類する方法で、治療方針や確定診断に活用されています。大きく分けると小細胞肺がん、非小細胞肺がんとなり、更に小細胞癌は腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌に分けられます。悪性度は小細胞癌の方が高く、逆に非小細胞癌なら手術による根治が可能です。どちらも喫煙がリスクファクターになります。た非小細胞癌は予後が良好な傾向にありますが、非喫煙者が発症しやすい癌や、小細胞癌と似た性質を持つ種類もあるため注意が必要です。

組織型とは?
採取した細胞から癌の形状や性質を確認する方法です。治療方針の決定、ステージ分類にも役立てる事が可能です。
小細胞肺がん
小さな癌細胞が発生した状態です。悪性度が非常に高く、早期発見されるのは全体の1%未満と言われています。
非小細胞肺がん
肺がん約50%を占めるタイプです。早期で発見されるケースも多く、状態によっては手術による根治治療が可能です
腺癌
体内の腺組織に形状が似ている癌で、非小細胞癌の約50%を占めています。非喫煙者の方にも多く見られる傾向があります。
扁平上皮癌
扁平上皮に似ている癌で、喫煙との因果関係が強い特徴を持っています。これも非小細胞肺がんの一種です。
大細胞神経内分泌癌
非小細胞肺がんでありながら、悪性の高い小細胞癌に似た性質を持っています。進行、転移が起こりやすいため注意が必要です。
カルチノイド
非常に珍しい悪性腫瘍です。転移を起すするため悪性腫瘍に含まれていますが、予後は良好な特徴をもっています。
腺様嚢胞癌
気管に発生する腫瘍で、進行後は気管内壁に増殖を起こします。症状から気管支喘息と間違われる事が多いようです。
粘上皮癌
悪性唾液腺腫瘍に分類されるものです。悪性腫瘍ですが予後は非常に良好で、手術による根治も可能になっています。