肺がんガイドトップ > 肺がんの種類大細胞神経内分泌癌 -肺がんの種類-

大細胞神経内分泌癌 -肺がんの種類-

非常に稀な肺がんです。非小細胞癌にも関わらず小細胞癌並の悪性度を持っています。成長・増殖が速く、転移や再発も生じやすいのです。そのため、発見された時には治療が難しいケースも多く見られます。非常に怖い肺がんなのです。

悪性度の高い癌

がんはその形状と状態から分類していきますが、大きく分けると小細胞癌、非小細胞癌に分類します。また、非小細胞癌は更に分類し、腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌に分けて考えます。

一般に悪性度は小細胞癌が高く、非小細胞癌の方が低いとされ、非小細胞癌の方が予後が良好になりやすいのです。しかし、悪性度の低い非小細胞癌の中でも大細胞癌には注意が必要です。

比較的稀な癌なのですが名称の通り大きな細胞のため、進行スピードも速く転移も起こりやす危険な癌です。非小細胞癌でありながら悪性度の高い小細胞癌に似た特徴を持っていといえるでしょう。

この大細胞癌の一種が、大細胞神経内分泌癌なのです。

非小細胞癌の亜型

大細胞神経内分泌癌は大細胞癌の亜型ともいえる癌です。つまり、非小細胞癌の一種、大細胞癌を更に組織型によって分類したものです。

このような細かな分類が必要なのは、大細胞癌と小細胞癌が非常に似ており、また両者では治療方法が異なるためです。

大細胞神経内分泌癌の特徴は悪性度の高さです。成長、増殖スピードも速く、転移・再発も起こりやく、発見時には治療が行えないケースも少なくありません。医療の進歩により生存期間、生存率は上がっていますが、それでも助かる見込みが低い危険な癌と言えるでしょう。

判断には病理検査が有効

大細胞神経内分泌癌の検査では、他の肺がん検査と同じく胸部エックス線検査、CT検査が用いられます。

しかし、この検査だけでは小細胞癌との区別が困難なのです。これはその後の治療にも影響が出るためより詳しい検査が必要とされます。そこで、手術によって摘出した細胞を病理検査することで小細胞癌との区別を計っていきます。

大細胞神経内分泌癌の発症率を高めるのは喫煙です。特にヘビースモーカーに多く見られる傾向があります。喫煙は大細胞癌を含む全ての肺がんの発症率を高める要因です。手遅れになる前に禁煙を始めるようにしましょう。

スポンサードリンク