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カルチノイド -肺がんの種類-

カルチノイドは悪性腫瘍の一種です。肺、大腸、小腸などに発生します。原則、予後は良好ですが、非定型カルチノイドを発症した場合は命の危険が伴います。とても稀な腫瘍で肺がん患者全体でみても1%程度しか発症例がないのです。

悪性度の低い腫瘍

カルチノイドは悪性腫瘍の一種を意味します。非常に珍しい症状で、肺腫瘍患者全体でみても1%程しか発症者がいない疾患です。

神経内分泌細胞が常在する場所に発生しやすく、肺以外にも大腸や小腸にも発生することがあります。転移を起すため悪性腫瘍に分類されていますが、実際には抵悪性の腫瘍で、進行も遅く、転移や再発も起こりにくいのが最大の特徴です。当然、早期なら予後も良好です。

しかし、悪性度の高い非定型カルチノイドの場合には命を落とすリスクがあるため注意が必要になるでしょう。名称を訳して「がんもどき」と呼ばれることもあります。

カルチノイドの種類と症状

カルチノイドにも2つの種類があります。進行が遅く、転移・再発がも起こりにくい定型カルチノイド、もう一つが悪性度が高く成長スピードが速い非定型カルチノイドです。

頻度としては定型カルチノイドが大半を占めています。腫瘍の判断には直接細胞を調べる病理検査が必要になるでしょう。

症状は腫瘍の発生部位によって異なり、また抹消部のカルチノイドは初期症状すら現われないケースもあります。ただし、主な症状は咳、血痰、喘鳴、息切れなどです。他の臓器に影響を及ぼすこともあり、その場合には浮腫が生じるます。

カルチノイドの検査と治療

診断には胸部エックス線、CT検査、MRI検査などの画像検査法が有効です。尿検査から発覚することもありますが、多くが画像検査から発見されます。

治療は抗がん剤と外科手術、放射線療法の併用が基本ですが、症例数が少ないため根治治療が確立している訳ではありません。また、腫瘍が複数存在する、転移が認められる、増殖スピードが早いと外科治療が行えないケースもあります。この場合、対処療法で症状の緩和をはかります。

カルチノイドは今現在も原因が掴めない病気です。しかしタバコとの因果関係は少なからずあるようですので、喫煙者は注意が必要になるでしょう。

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