肺がんガイドトップ > 肺がんと間違えやすい病気気管支拡張症(特徴/症状/治療) -肺がんと間違えやすい病気

気管支拡張症(特徴/症状/治療) -肺がんと間違えやすい病気

気管支の収縮が行えなくなる病気です。ウイルス感染が主な原因ですが、肺炎、肺結核など他の疾患により発症することもあります。痰の排出が難しくなるため、肺炎を生じやすくなるのです。肺疾患を繰り返す要因にもなるため、早急な治療が求められる病気です。

気管支拡張症の特徴

肺がんを疑うべき症状として血痰を挙げる事があります。実際、血痰を生じた場合には、肺がん検診を受ける対象に含まれています。

ただし、血痰=肺がんという訳ではありません。原因が別の病気である可能性もあるのです。そこで疑われるのが気管支拡張症です。

名称の通り気管支が拡張し収縮が起こりづらくなる病期です。気管支の収縮は痰の排出を促すため、これがなくなれば痰が排出しづらくなります。結果、細菌・ウイルスが繁殖し、肺炎など他の疾患を引き起こる原因になるのです。

発症原因と主な症状

気管支拡張症の原因には呼吸器に関する病気が関係しています。肺炎、百日咳、肺結核、ウイルス感染、気道閉塞などです。また、先天的に免疫不全を持つ方も気管支拡張症を生じやすくなります。

発症後は慢性的な咳と痰の症状が現れますが、進行後は血痰、喀血、更には咳による呼吸困難も起こる可能性があります。諸症状の中でも痰の症状が強まる病気で、1日に100mlも痰を排出する人もいます。また、気管支拡張症の症状から肺炎が起こり、肺炎の症状から気管支拡張症を引き起こすケースも多く見られます。

肺炎は命を落とす危険がある怖い病気です。肺炎の発症原因となる気管支拡張症は甘く見ない方がいいでしょう。

治療は薬物療法が行われる

進行した気管支拡張症は慢性的な感染を生じ肺炎などの要因になります

そこで治療では感染原因の痰を除去する去痰薬、細菌を死滅させる抗生物質、炎症を抑えるステロイド剤、気管支拡張剤などが有効にはたらきます。また、体位性ドレナージ法による痰の除去や、呼吸を楽にする酸素吸入も効果があるでしょう。

呼吸器の病気は慢性化しやすく、また進行すれば日常生活にも支障をきたすことになります。更に気管支炎、肺炎、肺癌などを併発する可能性もある怖い病気なのです。症状を進行させないためには、専門的な検査、正確な診断、適切な治療が求められるのです。

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