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CYFRA21-1 -肺がんの腫瘍マーカー

喫煙歴が影響しないため、肺がん検査では頻繁に用いられているマーカーです。扁平上皮癌の判定に強みがあり、60~80%の確率で癌を検出します。その検出率の高さから、肺がん検診には欠かせない腫瘍マーカーと言えるでしょう。

扁平上皮癌の判定に有効な腫瘍マーカー

血液から癌を見つける腫瘍マーカーは現在、40以上の種類があります。その性質も様々で特定の癌に反応するもの、多様性を持ったマーカーなど多種多様です。この性質を活かし複数の腫瘍マーカーを組み合わせ、検出精度を上げる方法も用いられいます。

CYFRA21-1はこの腫瘍マーカーの一種です。肺がんの検査では広く用いられるマーカーですが、特に扁平上皮癌の判定に効果を発揮します。おおよそ60~80%確率で扁平上皮癌の陽性判定が可能です。

他のマーカーと比べても検出率が高いため、信頼性を置けるマーカーと言えるでしょう。

特徴は喫煙歴に影響されない事

CYFRA21-1の最大の特長は喫煙歴が合っても検査結果に影響を及ぼさない事があげられます。一部マーカーでは、健康な方でも喫煙によって基準値を超える結果が出やすくなるのです。また、悪性腫瘍と良性腫瘍の区別がしやすい点もCYFRA21-1の大きな特徴です。

更に、治療効果があれば数値が低くなり、再発・進行があると数値は上昇する特性を活かし治療効果の確認にも用いらているマーカーなのです。CYFRA21-1が有用な腫瘍マーカーと言われる要因には、これらの特徴が関係しているのでしょう。

CYFRA21-1の基準値

一般的には非小細胞癌の検査に用いられるマーカーです。基準値となるのは2.0ng/mlで、この基準値を超えた場合には胸部エックス線腺検査、胸部CT検査、気管支内視鏡検査、喀痰細胞診などの検査が追加されます。これら検査の結果から最終的な診断がくださる事になります。

CYFRA21-1は卵巣がんや乳がんにも陽性反応が出せる腫瘍マーカーです。ただし、喫煙歴に左右されない点を考慮すれば肺がんに適したマーカーと言えるでしょう。

早期癌、進行癌、治療後の再発・転移にまで効果を発揮するCYFRA21-1は、肺がん治療に欠かせない検査法です。

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