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肺がん手術後の生存率や再発について

医療技術の進歩により肺がんも治る病気になりつつあり、早期癌ならほぼ100%の5年生存率になっています。仮に進行したステージⅡでも50%の生存率があると統計では表しています。ただし、50%を超える再発率がある病期のため治療後も定期検査が必要になるでしょう。

ⅠA期の肺がんは生存率100%

肺がんに限らず癌治療では、癌の切除とともに生存率と再発率が重要になるでしょう。

これらは選ばれる術式、患者の年齢、癌の病期、合併症の有無などで大きく違いが生じますが、一般には早期癌であるほど生存率は高まり、再発率が低くなります。

たとえば癌が2cm以下でリンパ節転移、遠隔転移がないⅠA期なら5年生存率はほぼ100%になるのです。肺がんは進行が早い特徴を持つ癌です。転移が起こる前に発見し、生存率を高められるよう定期検診を必ず受けるようにしましょう。

肺がんの5年生存率

生存率は10年単位で計算するケースもありますが、ほとんどが5年生存率を採用しています。起算日は入院日、治療開始日、診断日などが一般的です。

肺がんに於ける5年生存率はまず、小細胞癌、非症細胞癌に分け、この分類に病期と治療法を照らし合せ算出します。では、非小細胞癌で外科治療を受けた場合の5年生存率を病期事に示すと、早期癌のステージⅠならは70~80%、ステージⅡで50%、ステージⅢだと30~40%です。

残念ながら末期癌のステージⅣは手術が行えないため5年生存率を示す事が出来ません。これらはあくまで目安としての数値です。よって体力の少ない高齢者なら数値が低くなる可能性がありり、逆に若いなら高まることもあります。

肺がんの再発率は50%以上

生存率と共に大切なのが再発率です。再発率は選択される治療法と病期によって違いが生じます。

例えば外科治療が選択された場合、癌の根治が見込めるため放射線治療や化学療法と比べ低くなる傾向があります。

だだし、肺は多数の血管やリンパ節に囲また臓器であり、癌が血流から他の臓器へ移動するため、再発率・転移率が共に高い傾向があります。そのため、肺がん全体で見ても再発率は50%を超えるといわれています。勿論、悪性度の低い非小細胞癌で、かつ早期のステージⅠなら再発率は20%程まで下げる事が可能です。

何度も言いますが肺がんは進行が早く、転移・再発が起こりやすい癌なのです。近親者に発症者がいる、長期間タバコを吸っている、家族にヘビースモーカーがいる方は定期的に検診を受けるようにしましょう。

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