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非小細胞肺がんの抗がん剤治療

非小細胞癌は手術が可能な肺がんです。しかし、手術が行える状態で発見される確率は非常に低く、別の治療を選択せざる得ないケースが多いのです。そこで、抗がん剤治療が役立ちます。小細胞肺がん程の効き目はないものの、癌の縮小や消滅がはかれるのです。

抗がん剤は非小細胞肺にも使用されている

肺がんおける化学療法は悪性度の高い小細胞癌に用いるのが一般的ですが、非小細胞癌にも使われる事があります。もちろん、小細胞癌ほど高い効果は示しませんが、それでも癌の縮小には効果を発揮しています。

非小細胞癌は手術が行える肺がんです。ですが、手術が行える状態で癌が見つかる率は全体の25%程しかありません。更にその内の40%はリンパ節転移、遠隔転移により全身に癌が広がっている末期状態なのです。

これではいかに優れた名医でも手術による根治は困難です。つまり、非小細胞癌での抗がん剤治療は、発見が遅れたために適用せざる得ない治療法とも言えるのです。

抗がん剤治療の内容

非小細胞肺がんの抗がん剤治療はファーストライン、セカンドラインと分けて治療を行います。最初のファーストラインでは癌の組織型、病気などを考慮したうえで複数の薬剤を用いる多剤併用を行います。これにより薬剤の効果有と副作用の現れ方を確認し、今後の治療方針、もしくは続行可能かを判断します。

セカンドラインになると使われる薬剤も2~3種類に減ります。薬はシスプラチンをメインとし、これにパクリタキセル、ゲムシタピン、ピノレルビン、カルボプラチン、ドセキタキセルなど第三世代の薬剤を併用します。治療スケジュールは3~4週間のプランを、4~6回繰り返すと終了です。

回数に幅があるのは患者の体力に合わせ増減されるためです。また、病院にもよりますが、3回目以降は通院治療も可能になります。

主な副作用と対処法

抗がん剤治療につきものなのが強い副作用です。最近は副作用を抑える薬剤が開発されたため、以前ほど強く現れなくりました。それでも肉体的・精神的な苦痛が伴います。

副作用は吐き気・嘔吐、脱毛、白血球・赤血球の減少などが起こります。吐き気や嘔吐は投与当日に現れる症状ですが、薬剤によってある程度抑えることが可能です。脱毛は3週間目から見え始まる症状です。一生続くものではなく、治療終了から半年程度で回復します。

白血球や赤血球の減少は抗がん剤の攻撃が骨盤に及ぶことで起こります。白血球を増やす薬剤、または輸血で減少分をカバーしていきます。

化学療法を乗り切るためには出来るだけ副作用を抑える事が非常に重要です。今、どの症状がどの程度起きているのか担当医にしっかり伝える努力を惜しまないようにしましょう。

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